2015/07/04

やすべえ旅行記 その40 〜拝啓父上、ギネスビール工場に行ってきました〜


 ひょひょひょひょーーーーい!!本当に久しぶりのやすべえ旅行記でござんす。気付いたら一ヶ月以上更新が途絶えるやすべえ旅行記です。っていうかやすべえ旅行記自体知ってる人いるかい?

 っていうことで、今回訪れたのはアイルランドはギネスビール工場です。

 ところでギネスビールって知ってるかい?アイリッシュパブの定番、この
 黒いビールです。日本のビールと比べて炭酸のシュワッ!!っと感はありませんが、その変わりドシッとしたコクのある味とクリーミーな泡が特徴です。
 この全世界的にも飲まれているギネスビール発祥の地アイルランド。
 仮に『俺ビールに興味無いっす!!』っと言ってギネスビールは知らなくても『ギネスワールドレコード』という言葉は聞いたことあるのではないでしょうか?そうです、ギネスワルードレコードを生み出しのはこのギネスビールの会社なのです。
 どうですかぁ〜?ギネスビールについて少しは興味がでてきましたか?
 
 はいそれでは、その工場にいってみましょう。
  いきなり馬車です。先制パンチを貰いましたね。

 そして、入り口がこちら
  うーーん、なんかオシャレ。

 入り口入ってすぐのところにこれがあります。
  この厳重に保管され展示してある紙、実はこの紙は『賃貸契約書』なのです。賃貸契約書?とな?そう、このギネス工場は賃貸なのです。1759年にギネスビールの創業者のアーサー・ギネスさんが当時使われなくなったこのセント・ジェームズ・ゲート醸造所を年45ポンドでなんと9000年間の契約で借り受けてたのです。その『賃貸契約書』が上の紙です。9000年って、おいおい。スケールが違いますね。

 その上を見上げると
  吹き抜けとなっております。

 館内をぐるぐる回ってみましょう。
  こちらは麦です。
 
 このように
  おさわりオッケーです。
 
 つぎに、
  ビールには欠かせない、ポップ。ステップしてますね。

 こちらはイースト。このように金庫で保管してる時代もあったとか。

 うんで、
  水。

 ギネスビールに使う原料は概ねこの4つとのこと。
 麦芽はアイルランド産にこだわり。
 水はウィックロー山脈の井戸から取っている。

 ポイントはこの麦。麦を
  ロースト(焙煎)することによってあの黒いコクあるビールに変わるだとか、このローストが少しでも焦がしすぎるとダメ、焼かなさすぎるとギネスビール特有のドシッっとした味にならない。微妙な焙煎加減が重要なのです。

  こちらが、焼き上がった麦芽。香ばしい香りがします。

 あとは水を沸かしたり

  熱を
  発酵させたり、

  成熟させてり、

  と、いろいろな工程を経て

  美味しいギネスビールが出来るのです。

 こちらは、
  まだ、金属の樽がなかったときにギネスビールを運ぶときに入れていたビールの木の樽です。ウイスキーみたいですね。

 そして、この模型が
  ギネスビール工場の全体図だそうです。どのくらい広いんだい!!

 他にも、ギネスビールの歴代の瓶ボトルが
  展示してあったり、

 ギネスビールと言ったら、いろいろな広告、宣伝が有名なそうです。
  広告ポスターや

  コースターなども展示。中でも昔のテレビコマーシャル流れていたのが印象的でした。

 そして、この工場の目玉は最上階に
  ギネス工場やダブリンの街を一望しながらできたての美味しいギネスビールが飲めるラウンジがあります。

 それでは、まだお昼ですが
 いっただきまーーーーーす!!

 味は最高!!美味い!!

 さらに、面白いことに全世界で売られているこのギネスビールですが、販売国によってアルコール度数を変えたり、時代によっても変えてるのだそうな。
 こだわるところや変えてはいけないところも絶対あるけど、逆に1つのことだけにこだわり過ぎずに変えなければいけないところは柔軟に変えていくそれがギネスの心意気ということを勉強しました。

 アイルランド。めったに行かないでしょ?でも、アイルランドにいった際にぜひこのギネス工場をお勧めします。ビール好きなら絶対に後悔しないぜ。

 ということで、今回のやすべえ旅行記はここまで。

 それでは、次回41回目でお会いしましょう。