廃材王に俺はなる!! その1

 ゲストハウスやすべえをオープンさせてもう4ヶ月だ。毎日忙しい日々だが、充実した日々を過ごしている。雪祭りも終わり通常の忙しさに戻ってきた。
  『毎日忙しい日々だぜ。雪祭りも終わってちょっとゆっくりだな』



  『それにしても、手作りの看板味が出てきたな・・・・でも、なんか違和感があるなこの看板、違和感の正体はなん・・・・・わかったぁっっーーー!!』



  『英語がない・・・・・・気付かなかった、日々の忙しさに追われてこんな初歩的なことに、いやそもそも気付いていたがいままで気付かないフリをしていただけかもしれない。』
  

 『もう、見て見ぬフリはできねぇ!!』




  『廃材王に俺はなる!!』

 廃材を出せぇぇーー!!大工仕事だぁーーー!!


  『こういうこともあろうかと改装工事していた時の道具や廃材を少し残してあったんだ』



  『また、お前達と会えて嬉しいぜ。』



  『ビスも釘も全てこのバケツにためたな。』



  『まずは、廃材を配置』



  『あの坂本龍馬も愛用していた刀、三代目ノコ次郎でカット!!』



  『まっすぐ綺麗になったぜ』



  『全ての板に想いとヤスリをかけるッッッッ!!』



  『見違えるような絶世の美女に!!これは看板界のボア・ハンコック!!』


  『相棒の登場だ、相棒の名前はMr電動ドライバー。こいつと幾多の戦場をくぐり抜けてきた。1600年の関ヶ原の戦いもこいつがいたから俺は生きてこれたと言っても過言じゃない』



 『看板の基礎が出来上がりッッッッ!!』

 しかし、この先さらに厳しい作業が廃材王の前に立ちはだかるッッッ!!

 廃材王に俺はなる!!  その2へ続く。

 ここで本日の格言『このテンションずっとは疲れるよ、ホトトギス』

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