【カワイの独り言シリーズ】カワイと手書き風フォント


 やすべえはほぼカワイが作りました。さすがに電気ガス水道の類は無理ですが、壁をぶっ壊したり断熱材いれたり柱を入れたり床をあげたりと今風にいうとDIYってやつっすか?トンテンカンテンしながら日曜大工ならぬ毎日大工をやって作り上げました。DIYをする方はもちろん前提としてDIYが好きということがあるわけですがカワイの場合お金がないからトンテンカンテンしただけでお金があったらプロの大工さんにお願いしているしだいでして、はい。
 
 その中で壁ぶち壊したりペンキを塗るだけでなくテーブルや椅子、カウンターなども作りました。もちろんやすべえの看板も作りました。看板にはいろんな種類があります。木製なのか?黒板式なのか?色は?向きは縦横?アルファベッド?ひらがな?と初めてのお店でも看板をみてお店に入るわけです、ちゅーことは看板っていう物体は自分のお店はこういうお店なんですよと自己表現ならむ店表現がそこに凝縮しているのです。

 そこでやすべえの看板ですが、やすべえの看板は木製の三角に開いて置くタイプと柱タイプで構造的にはそんな難しいことはありません。

木材をトンテンカンして看板の鋳型を作ったら



 このように天板にマスキングテープをはって入れたい文字やイラストをプリンターで印刷して張りカッターでその文字の部分だけくり抜いたら、あとはスプレーでしゅーしゅーっとすれば完成です。


 そして、このプリントアウトして貼った文字をカッターでくり抜く作業がちょーーーーー面倒でちまちまして細かくて時間がかかって精神が崩壊してしまいます。看板を作る作業よりもこのプリントアウトした文字やデザインをくり抜く作業のほうが看板作りよりも時間がかかるのです。

 
 っていうのがやすべえの看板作りの前提にあるということでここからお話を聞いてください。
 上のやすべえの看板の写真は先ほどのようにマスキングテープで貼ってから、これいいよね!!っていうフォントで河合珈琲と印刷しました。このフォントは今回の柱型看板のためにめちゃめちゃ考えました。うーむ明朝体だと印象がかたいしゴシック体だと形式ばってるし・・・・とパソコンにある全てのフォントを試しましたが、なんかぴりっとこずこれだ!ってものがなくて、だったら新しくフォントを探そうと思いネット上でいろんなフォントを探しました。うんでこれだ!!というフォントに出会いダウンロードして使いました。それが

 『手書き風フォント』です。

 言っている意味がわかりますか?もう一度言いますよ?

 『手書き風フォント』です。

 なにをいいたいかとまずこのフォントはパソコンの形式張ったフォントではなく手書き調の優しいタッチのフォントでそれがやすべえの看板にぴったりだと思って手書き風フォントを採用したわけですうんでそれを印刷してあの地獄のようなちまちましたカッターで細かい文字を切り取る精神崩壊系作業を何時間もしたわけなんです。すべてやり終わったあとにものすごいことに気づきました。それは手書き風フォントを使って河合珈琲と印刷してそれを貼り付けて切り抜くんだったら最初からペンキとふでを使って自分の手書きで書いたほうが手書き風でなく普通手書きだからもっと温かみがあって俺が思ったコンセプトに近いよね』ってこと。

 パソコンで出力してそれを貼り付けてカッターで切り抜いてスプレーをしなきればいけないという固定観念にとらわれてもっと簡単でもっといいものができた、手書き風フォントを使ってパソコンで手書き風にみせるんだったら最初っから自分で手書きでかけばよかったという本末転倒なお話。

 

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